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尼崎市K様邸 外壁劣化診断

今回は、尼崎市にて外装劣化診断を行いました。

 

 まず初めに、外装劣化診断とはどのようなものなのかをご紹介させて頂きます。

 外装劣化診断とは、『外装劣化診断士』という有資格者が行う診断の事です。

 お住まいの現状を私たち専門家だけではなく、施主様にも知って頂くためにビデオカメラで屋根・外壁・屋根裏・バルコニーの診断を行います。

 その際にただビデオを撮影するだけでなく、診断士が素材の特徴及び現状からどのような破損に繋がる恐れがあるのかを説明させて頂きます。

 その撮影したビデオを施主様のテレビをお借りし、ビデオカメラに接続させて頂き共に見て頂きます。

 

 屋根裏まで診断する理由と致しましては、屋根の破損はないが雨漏れしている場合があるからです。雨漏れしている場合ですと、屋根裏の野地板に雨染みが出来ていたり腐食が始まっております。ですので、屋根裏の診断も必要となります。

 

 診断が終わりましたら、リフォーム図面を作成するためにお住まいの図面をお借りする、もしくはコピーさせて頂きます。

 

 リフォーム図面とは、新築の際に作られた図面とは別に塗装の為の図面となります。

 

 外壁塗装をする際はお住まいの開口部(窓・サッシ)は塗りませんので、㎡数を引かなければなりません。

 なぜそこまで細かい数字を出すの?と御質問を頂きますが、塗装で必要な事は塗装の際の塗料の缶数となります。どの塗料も1缶で塗れる㎡数はメーカーが指定をしっかり出しております。ですので、お住まいにあった塗料缶数が足りない場合、仮に20年持つ塗料でもその効果を発揮できず10年で傷んでしまうケースが全国でも数多くあります。

 

もちろん、塗料缶数が少なければ全体的なコストは下がります。しかし、家を守るためにはやはり必要なコストがかかり、なぜかかるのかの整合性が求められます。

 ですので、リフォーム図面を作成し私たちはもちろんの事、施主様にも㎡数・必要缶数を理解して頂く必要があります。

 

 いつも私たちがお伝えさせて頂く例えがあります。病院をイメージして下さい。

 病院に行きますとまず医師の診断を受けます、その診断結果で適切な薬・量が渡されます。

 ですので、診断からリフォーム図面の作成というものは、必要となります。

 

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スレート(カラーベスト・コロニアル)屋根

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1回基礎と壁の取合い部コーキング

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外壁ALCボードのコーキング目地割れ

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外壁の塗装剥離部

 

 

 

 今回の診断では、やはり普段見る事のない屋根の劣化が見つかりました。

 

  お住まいが三階建てで、ベランダから屋根に上る事が出来ませんでしたので、ポールにビデオカメラを装着しビデオカメラと携帯電話を接続することで、伸ばした先の動画を携帯電話で確認し診断を行いました。どうしても上ることが出来ない場合でも、他の方法で診断は行っております。

 

 屋根に関しましては、表面塗膜の劣化・屋根棟板金の釘の劣化が見受けられました。また屋根材の反りも数点確認されました。表面塗膜が劣化致しますと、屋根材が水を吸ってしまい吸い込んだ水が晴れの日に乾きますので変形をおこし、屋根材の反りへと繋がります。

板金の釘の劣化は、築7年以降のお住まいからよく見られる現象となります。釘はやはり鉄ですので、夏に膨張・冬に伸縮を繰り返し穴が大きくなり、釘が抜けてきます。その開いた隙間から雨水が入り、板金の錆、家の中への漏水が見られますので細かい箇所ですが、しっかりとした診断の上での施工が必要となります。

 

 今回の診断では、割れや欠落などは見受けられませんでした。

 

 外壁はALCボードを使用されておりました。ALCボードは浸水性が高い為、素材が水を吸ってしまいますと一気にボード全体へと廻りますので、防水性を保持するために定期的な塗装によるメンテナンスが必要となります。

またボードとボードの隙間をコーキングで施工している為、コーキング材が断裂するとその隙間から水が壁の内側へと入ります。ですので、塗装の際はコーキングの工事も同時に行う必要があります。

 

 今回の診断では、外壁の一部欠損、表面塗膜の劣化、コーキング材の一部断裂が見受けられました。コーキングの断裂箇所ですが、壁以外にサッシ廻りのコーキング材の断裂も数点発見されました。サッシ廻りのコーキングが断裂致しますと、サッシ廻りは水が集約しやすい箇所となりますので水が入りやすい箇所となります。ですので、そこから浸水致しますと、家の中へまで直接水が回りますので注意が必要です。

 

 今回診断をさせて頂き、緊急性を感じられました。

 

 しかし、塗装工事というものは車一台買えるような金額がかかります。診断し、必要性を感じましたら準備を始め、タイミングが来たら見積書取得・工事という流れでも大丈夫です。診断したからといって必ず工事をしないといけないわけではありません。

 まずは現状の把握、必要あるのかどうかを知るためにぜひ、ご興味ある方は劣化診断をお申込み下さい。

 

 

 

 

点検箇所:外壁・屋根・バルコニー

実施日:平成29年12月2日

点検担当者:東山

ご依頼のきっかけ:塗り替えセミナー

 

 

 

 

 

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