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住宅オーナー必見!外壁シーリングの耐用年数と劣化対策
2025.5.14
外壁のシーリングは、目に見えない部分ながら建物の寿命を大きく左右する重要な要素です。
適切なメンテナンスを行わなければ、雨漏りや外壁の劣化といった深刻な問題につながる可能性があります。
特に、シーリングの耐用年数は種類によって異なり、適切な時期にメンテナンスを行うことが重要です。
今回は、外壁シーリングの耐用年数を中心に、種類、劣化症状、適切なメンテナンス時期について解説します。
外壁シーリングの役割と重要性
建物の防水性を保つ役割
外壁シーリングは、建物の外壁材と外壁材の隙間、窓枠やサッシとの接合部などを埋めることで、雨水や風の浸入を防ぐ役割を果たします。
この防水機能は、建物の内部構造を腐食やカビから守り、快適な居住空間を維持するために不可欠です。
シーリングが劣化すると、防水性が低下し、雨漏りなどのトラブルが発生する可能性が高まります。
外壁の寿命を左右する重要な要素
シーリングは、建物の外壁材の動きに追随するクッションの役割も担っています。
地震や温度変化による建物の伸縮によって外壁材に亀裂が入るのを防ぎ、建物の寿命を長く保つ上で重要な役割を果たします。
シーリングの劣化は、外壁材の損傷にもつながるため、定期的な点検とメンテナンスが重要です。
シーリング劣化による建物の損傷
シーリングが劣化すると、防水性が低下し、雨水が建物の内部に浸入するようになります。
雨水の浸入は、木材の腐敗、鉄部の錆び、内部構造の腐食などを招き、建物の耐久性を著しく低下させます。
また、カビや藻の発生にもつながり、健康被害や居住環境の悪化にも繋がることがあります。
さらに、シーリングの劣化は、建物の美観を損なうことにも繋がります。
外壁シーリングの種類と耐用年数
シリコン系シーリング材の特性と寿命
シリコン系シーリング材は、価格が比較的安価で、施工が容易なため、一般的に広く使用されています。
しかし、耐用年数は比較的短く、約5年から10年程度です。
紫外線や風雨による劣化を受けやすく、経年劣化によって硬化し、ひび割れや剥がれが発生しやすくなります。
変成シリコン系シーリング材の特性と寿命
変成シリコン系シーリング材は、シリコン系シーリング材に比べて耐久性が高く、耐用年数は約10年から15年程度です。
柔軟性があり、建物の動きに追随しやすいという特徴があり、ひび割れしにくいのがメリットです。
シリコン系シーリング材よりも高価ですが、長寿命であることから、コストパフォーマンスの面でも優れています。
高耐久シーリング材の特性と寿命
高耐久シーリング材は、変成シリコン系シーリング材よりもさらに耐久性が高く、耐用年数は20年から30年程度とされています。
特殊な成分を使用することで、紫外線や風雨による劣化を抑制し、長期間にわたって高い防水性と耐久性を維持します。
価格が高いため、全ての箇所に使用されるわけではありませんが、重要な箇所への使用が推奨されます。
外壁シーリング耐用年数の各素材の比較
シーリング材の種類によって耐用年数が大きく異なるため、建物の状況や予算に合わせて最適なシーリング材を選択することが重要です。
短寿命のシーリング材は、頻繁なメンテナンスが必要となり、長期的なコスト増加につながる可能性があります。
一方、高耐久シーリング材は初期費用は高くなりますが、長期的なコスト削減につながる可能性があります。
外壁シーリングの劣化症状とサイン
初期症状の兆候
シーリング材の初期劣化症状としては、表面の硬化や白化(チョーキング)が挙げられます。
指で触れて硬さを感じたり、表面が白っぽく粉を吹いている状態であれば、劣化が始まっている可能性があります。
この段階では、まだ大きな問題には繋がりませんが、早めの点検を推奨します。
中期症状の兆候
中期劣化症状では、表面に細かいひび割れや亀裂が発生します。
ひび割れは、雨水の浸入経路となり、外壁の腐食を促進する可能性があります。
また、シーリング材が痩せて、本来の厚みよりも薄くなっている場合も中期症状です。
終期症状の兆候
終期劣化症状では、シーリング材が大きくひび割れたり、剥がれたりします。
この段階では、雨水の浸入が激しくなり、雨漏りや外壁の腐食が進行している可能性が高くなります。
早急な補修が必要となります。
見逃せない劣化サイン
シーリングの劣化サインを見逃さないためには、定期的な点検が重要です。
特に、雨漏りの痕跡や外壁の変色、カビの発生などは、シーリングの劣化が原因である可能性が高いです。
これらのサインを発見した場合は、専門会社に点検を依頼することをお勧めします。
外壁シーリングの適切なメンテナンス時期と方法
定期点検の重要性
外壁シーリングの劣化は、目視では分かりにくい場合もあります。
そのため、定期的な点検を行うことが重要です。
専門会社による点検では、目視による確認だけでなく、シーリング材の硬度測定などを行うことで、より正確な劣化状況を把握できます。
メンテナンス時期の判断基準
メンテナンス時期の判断基準は、シーリング材の種類、劣化状況、建物の状況などによって異なります。
一般的には、シリコン系シーリング材は約10年、変成シリコン系シーリング材は約15年、高耐久シーリング材は約20~30年を目安としますが、実際の劣化状況によってメンテナンス時期は前後します。
専門会社への依頼と補修方法
シーリングの補修には、専門的な知識と技術が必要です。
DIYでの補修は、かえって建物を傷める可能性があるため、専門会社に依頼することを強くお勧めします。
補修方法は、劣化状況に応じて「増し打ち」と「打ち替え」の2種類があります。
「増し打ち」は、既存のシーリング材の上から新しいシーリング材を塗布する方法で、劣化が軽微な場合に適しています。
「打ち替え」は、既存のシーリング材を完全に除去し、新しいシーリング材を充填する方法で、劣化が激しい場合に適しています。
メンテナンス費用とコスト削減
シーリングメンテナンス費用は、施工面積、使用するシーリング材の種類、補修方法などによって異なります。
高耐久シーリング材を使用することで、長期的なメンテナンス費用を削減できる可能性があります。
また、定期的な点検を実施することで、軽微な劣化段階で補修を行うことができ、大規模な補修費用を削減できる可能性があります。

まとめ
外壁シーリングは、建物の防水性と耐久性を保つ上で非常に重要な役割を果たしています。
シーリング材の種類によって耐用年数が大きく異なり、適切なメンテナンス時期を見極めることが重要です。
定期的な点検と専門会社による適切な補修を行うことで、建物の寿命を延ばし、雨漏りなどのトラブルを未然に防ぐことができます。
劣化症状を発見したら、早急に専門会社に相談することをお勧めします。
高耐久シーリング材を選択することで、長期的なコスト削減にもつながる可能性があります。
建物の状況や予算を考慮し、適切なシーリング材とメンテナンス方法を選択することが重要です。
適切なメンテナンスを行うことで、安心して長く住み続けられる住まいを維持することができます。
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