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外壁リフォームにおいてカーポートが邪魔になる場合の塗装方法をご紹介します!
2023.4.20
一般的に、外壁リフォームを行う際には足場が必要です。
足場を組むときは、敷地の間隔や足場を組むスペースなどを確認することになります。
通常であれば、70センチメートルほどのスペースがあれば足場を設置できますが、さらにスペースが狭い場合やフェンスの形状によっては隣地を借りることもあります。
また、足場を組む際にカーポートが邪魔になるケースもあります。
この場合、カーポートを一度取り外し、塗装してから再度カーポートを設置することになるのです。
今回は、外壁リフォームにおいてカーポートが邪魔になる場合や、撤去の流れ、近隣トラブルとその対策などをご紹介します。
外壁リフォームを検討中で、ご自宅にカーポートがあり不安な方はぜひご覧ください。
□外壁リフォームにおいてカーポートが邪魔になる場合とは?
住宅周りの足場が組まれるスペースにカーポートがある場合は追加費用がかかることがあります。
足場を組むために一度、カーポートを取り外し、完了したらはめ直すことになります。
カーポートの多くはポリカーボネート製で、上にそのまま足場を組めません。
また、20年以上経過しているポリカーボネートの場合、紫外線による劣化が進んで、脱着時に破損してしまう可能性があります。
その際は、新品に取り替える必要があるため、さらに追加料金がかかる場合があります。
事前に工事会社から説明があることがほとんどですが、築20年以上経過していたり、日当たりが良い場所に設置してある場合は破損の可能性があるかどうかを確認しておきましょう。
□外壁塗装工事においてカーポートを撤去する場合の流れ
外壁にルーフが取り付けられている場合は、基本的に工事前に取り外し、工事終了後に再度取り付けます。
カーポートパネルを外すと支柱だけが残るため、足場を組むスペースが生まれます。
そうすることで、地面から安全に足場を組めるようになるのです。
カーポートを撤去する場合の流れは以下の通りです。
まず、カーポートパネルを外します。
一般的にパッキンとビスで止まっていることが多いため、それらを全て外しパネルを取り外します。
工事が完了したら、再度同じものを取り付けるため、割れたり傷つけたりしないように慎重に取り外します。
また、可能な範囲で足場を組み立てるために一部分だけパネルを外すケースもあります。
工事業者によってはパネルを洗浄してくれることもあるため、事前に確認しておくと良いでしょう。
次に、足場を組みます。
安全に足場を組んだ状態で作業することで、作業効率も上がります。
工事が終了したらパネルを再び取り付けます。
パネルの種類によっては、劣化すると素材が固くなって割れやすくなっているものもあります。
取り外し作業によって割れてしまうこともあり、仮撤去やパネルを復旧することが難しいケースもあります。
外壁リフォームを検討されている方の中には、敷地にスペースがないとお困りの方も多いでしょう。
また、パネルの種類や劣化状況によっては着脱が難しい場合があるとお伝えしましたが、現地調査の際にしっかりと確認いたします。
最適な方法を提案いたしますので、お気軽に当社にご相談ください。
□外壁塗装に足場が必要な理由とは?
カーポートを外してまで足場を組む理由は何なのでしょうか。
外壁塗装の際には、必ず足場が必要になりますが、その理由について解説します。
1つ目は工事の品質を保つためです。
足場を組まなければ質の高い工事を行えません。
足場がなければ、足元が不安定になったり、ものを置けなかったりします。
落下の危険性を感じながら作業するのと、その危険性がない状況で安定した作業を行うのとでは、職人の作業のしやすさや品質が全く異なります。
実際に、足場がなく脚立やハシゴで塗装工事を行うと、どれだけ職人の技術が高くても塗りむらや塗り忘れ、塗り残しなどが発生します。
最悪の場合、予定通りに工事が進まないことも想定されます。
質の高い工事を行うために足場は欠かせないのです。
2つ目は近隣宅に迷惑をかけないためです。
足場を組まずに工事すると近隣宅に迷惑をかける恐れがあります。
なぜなら、足場に張る塗料の飛散防止ネットをつけられなくなるためです。
飛散防止ネットは、外壁塗装前の洗浄の水飛沫や、汚れの飛散、塗料の飛散などを防ぐ役割があります。
水や塗料が極端に飛び散ることはありませんが、細かな飛沫は必ず発生してしまいます。
また、風が強い日は飛散量も増えます。
そのため、足場もネットもない状態だと、近隣宅の車や壁に汚れがついてしまう恐れがあります。
近隣トラブルを防ぐためにも足場は必要なのです。
3つ目は職人の安全管理のためです。
足場があれば万が一滑ってしまっても、落下する前に掴む場所が存在します。
また、足場の周りに張るメッシュシートも落下を防ぐ働きがあります。
労働安全衛生法でも2メートル以上の高所で作業をする場合には、足場を組み立て安全対策を施すことが義務付けられています。
一般的な2階建ての住宅の高さは5メートルから6メートルほどであるため、法律上でも足場は必須なのです。
もし、足場を組まずに職人が怪我をしてしまうと大変です。
転落事故が発生すると、工事を依頼した側の精神的な負担も大きくなるでしょう。
依頼当初と気持ちと同じように工事の継続をお任せすることは難しくなります。
もちろん、請け負った会社の負担や被害も大きくなってしまいます。
このように工事を依頼する側、請け負った側が安心して工事できる環境を整えることが、作業効率をあげることにもつながります。
□外壁塗装においてよくある近隣トラブルとその対策をご紹介!
1つ目は足場工事の音がうるさいことです。
足場工事では一日中、大きな音が響くことになります。
足場の組み立てや解体時には、ハンマーを使用したり、足場材を地面に置いたりするためです。
この金属音は窓を閉めた状態でも80から90デシベルと言われており、犬の鳴き声やパチンコ店とほとんど同じレベルの騒音です。
そのため、普段静かな環境で生活している方にとっては、強烈なストレスを感じることになりトラブルに発展することがあります。
対策として、事前に工事日を伝えておくことが挙げられます。
足場工事では、騒音は避けられないため最終的には近隣の方に協力してもらうことになります。
事前に工事日を伝えて、挨拶まわりを行いましょう。
2つ目は塗料が隣家の車や建物につくことです。
通常、飛散防止シートが張られますが、塗料や水はシートをすり抜けることも考えられます。
万が一、隣家に汚れが飛んでしまうと大きな問題になりかねません。
対策として、損害保険に加入している業者を選ぶことが挙げられます。
塗料が壁や車に付着した場合は、賠償金を請求されます。
優良業者であれば損害保険に加入しているので安心できるでしょう。
また、通行人に怪我をさせてしまった場合や、建物の一部を傷つけてしまった場合も対応可能です。
そのため、万が一の場合でもきちんと対応してくれるかどうか事前に確認しておきましょう。
□まとめ
今回は、外壁リフォームにおいてカーポートが邪魔になる場合や、撤去の流れ、近隣トラブルとその対策などをご紹介しました。
外壁リフォームにおいて、足場は職人の安全を守るため、品質を守るために欠かせないものです。
そんな足場を組む際に、カーポートが邪魔な場合はカーポートを撤去してから工事を行うことがあります。
工事が完了すると元通りにカーポートを取り付けてもらえるため、カーポートがある住宅にお住まいの方も安心して外壁リフォームを依頼しましょう。
西宮市周辺で、外壁リフォームを検討されている方は、ぜひ当社までお問い合わせください。
西宮市・尼崎市・伊丹市の外壁塗装&雨漏り修理ならDOOR
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