カテゴリ一覧
ガルバリウム外壁は20年後どうなる?寿命やメンテナンス方法を解説
2026.1.30
ガルバリウム鋼板は、軽量でありながら強度が高く、加工性に優れているため、建築現場での施工が比較的容易です。
また、不燃材であることから高い耐火性を持ち、デザインのバリエーションも豊富で、現代建築から和風建築まで幅広いスタイルに調和します。
これらの優れた特性から、近年、多くの新築住宅やリフォームにおいて人気の外壁材として選ばれています。
しかし、どんなに優れた素材でも、新築から20年という年月が経過すると、外壁の状態に変化が現れ、今後のメンテナンスについて気になる方が増えてくるものです。
建物の美観を維持するだけでなく、本来の機能性を保ち、さらに資産価値を損なわないためにも、長期的な視点での理解と適切なケアが不可欠となります。
今回は、ガルバリウム鋼板の外壁が築20年を迎えた際にどうなるのか、その寿命の目安、劣化を抑え長持ちさせるための条件、そして具体的なメンテナンス方法について詳しく解説していきます。

ガルバリウム外壁の20年後の状態は
色あせや汚れ雨垂れが目立ち始める
20年という月日が経過すると、ガルバリウム鋼板の外壁には、太陽光線(紫外線)や風雨、温度変化といった自然環境の影響による経年劣化のサインが、より顕著に現れやすくなります。
特に、紫外線が強く当たる面や、雨水が滞留しやすい箇所では、表面の塗膜が徐々に劣化し、本来の鮮やかな色合いが失われていく「色あせ」や、光沢の低下が目立ち始めます。
また、雨水が壁面を伝って流れる際に、空気中の埃や排気ガス、鳥の糞などが付着し、筋状の黒ずみや茶色いシミとなる「雨垂れ」も、建物の美観を損なう要因となります。
これらの変化は、外壁材の保護機能が徐々に低下していることを示唆しており、更なる劣化を防ぐための注意が必要な段階と言えます。
カビや藻類が繁殖しやすくなることも、この時期に見られる変化の一つです。
サビの兆候が見られることがある
ガルバリウム鋼板は、アルミニウムと亜鉛の合金メッキ鋼板であり、従来のトタンなどに比べて非常に高い耐食性を持つため「錆びにくい」素材として知られています。
しかし、「絶対錆びない」わけではありません。
特に、海岸地域に近接する場所での塩害、工場地帯から飛散する酸性雨や煤煙、あるいは日常生活で発生する傷(飛来物によるもの、メンテナンス時のものなど)が原因で、金属素地が露出してしまうと、その部分から錆が発生する可能性があります。
20年後という時期は、こうした要因が複合的に作用し、目立たない箇所からでも錆の初期兆候(赤茶色の小さな斑点や線)が現れ始めることが考えられます。
これらの初期サインを早期に発見し、放置せずに適切な処置を講じることが、外壁材の寿命を大きく左右する鍵となります。
ガルバリウム外壁の20年後の寿命目安は
目安は20年から30年
ガルバリウム鋼板の外壁材そのものの耐久性は高く、一般的に、適切なメンテナンスが行われているという前提で、その寿命は20年から30年程度が目安とされています。
この数値は、多くの建材メーカーが提示している製品の耐用年数や保証期間(塗装の保証は10年~20年程度が多いですが、金属自体の耐久性はさらに長い傾向があります)に基づいた、期待される耐久性を示しています。
この期間内であれば、外壁材としての基本的な性能は維持されると考えられますが、あくまで平均的な見込みであり、個々の建物の状況や周辺環境によって大きく変動します。
立地環境で前後する
前述した寿命の目安は、あくまで一般的な数値であり、実際の耐用年数は、建物が置かれている立地環境によって大きく左右されます。
例えば、海からの潮風が直接当たりやすい海岸沿いの地域では、塩分が付着し金属の腐食(サビ)が進行しやすくなります。
また、工業地帯や交通量の多い幹線道路沿いでは、大気汚染物質や排気ガス、煤煙などが付着し、塗膜の劣化や変色を早める原因となります。
さらに、火山灰が飛来する地域では、火山灰の付着が腐食を促進する可能性もあります。
逆に、日当たりが悪く湿気がこもりやすい北側や東側の外壁、あるいは常に雨が当たりにくく汚れが溜まりやすい場所では、カビや藻類が発生しやすく、美観のみならず外壁材への負担も増大させ、結果として劣化が早く進む可能性があります。
ガルバリウム外壁が20年後も長持ちする条件は
定期的な目視確認と清掃を行う
ガルバリウム鋼板の外壁を20年以上、あるいはそれ以上にわたって美しく、かつ機能的に維持していくためには、日頃からの定期的な目視確認と適切な清掃が非常に重要です。
ご自身で、外壁全体に色ムラや色あせがないか、部分的な変色や塗膜の剥がれ、付着した汚れ、雨垂れによる筋、そして初期のサビの兆候(赤茶色の点など)がないかなどを、年に1回程度、あるいは季節の変わり目などに確認することが大切です。
また、外壁に付着した埃、砂、塩分、鳥の糞などの汚れを定期的に洗い流すことは、外壁材の劣化進行を遅らせる上で非常に効果的です。
清掃の際は、柔らかいブラシやスポンジを使用し、中性洗剤を薄めたものを使うと良いでしょう。
ただし、高圧洗浄機を強く当てすぎると塗膜を傷める可能性があるため、注意が必要です。
塩害や粉塵などの影響を考慮する
お住まいの地域が、塩害を受けやすい海岸近く、大気汚染物質が多い工業地帯、あるいは交通量の多い幹線道路沿いなどに位置している場合は、外壁材への負担が他の地域よりも大きくなるため、特に注意が必要です。
これらの環境下では、金属の腐食や塗膜の劣化が通常よりも早く進行する傾向があります。
そのため、定期的な目視確認の頻度を増やす(例えば半年に一度)、清掃をこまめに行うといった対策が有効です。
さらに、ご自身での管理が難しいと感じる場合や、より確実な保護を望む場合は、専門業者に定期的な点検や、必要に応じた特殊洗浄、防食コーティングなどのメンテナンスを依頼することを強く推奨します。
ガルバリウム外壁の20年後のメンテナンス方法は
専門業者による点検と塗り替えを検討する
新築から20年という節目を迎える頃には、ご自身での目視確認だけでなく、専門的な知識と技術を持つ業者に外壁全体の詳細な点検を依頼することを強くお勧めします。
専門家は、ご自身では見落としがちな箇所や、将来的に問題となりうる微細な劣化(例えば、塗膜の微細なひび割れ、コーキング材の硬化・剥離、金属部分の腐食の初期段階など)を正確に診断してくれます。
その診断結果に基づき、外壁の保護機能や美観を回復・維持するための最適なメンテナンス計画が立てられます。
多くの場合、外壁材の表面を保護し、美観を向上させるための「塗り替え」が有効なメンテナンス方法となります。
適切な塗料を選定し、丁寧な下地処理を行った上での塗り替えは、外壁材の寿命を大きく延ばすことにつながります。
傷やサビの兆候があれば早めに対処する
外壁に小さな傷ができたり、目立たない箇所に赤茶色のサビの初期兆候が見られたりした場合、たとえ軽微であっても、それを放置することは非常に危険です。
傷やサビの箇所は、そこから雨水や湿気が浸入しやすくなり、金属の腐食が内部へと進行する温床となり得ます。
進行した腐食は、外壁材に穴を開けてしまう可能性もあり、建物の構造材にまでダメージが及ぶリスクも否定できません。
このような異常を発見した際は、できるだけ早く専門業者に相談し、傷の補修やサビの除去・防錆処理といった適切な処置を施すことが、外壁材の寿命を最大限に延ばし、大切な建物を長期にわたり保護するために極めて重要です。

まとめ
ガルバリウム鋼板の外壁は、その優れた耐久性から一般的に20年から30年という長い寿命が期待されていますが、その状態は、建物の立地環境や、日頃から行われているメンテナンスの状況によって大きく左右されます。
築20年という時期は、外壁に経年劣化のサイン、例えば色あせ、雨垂れ、そして場合によってはサビの兆候が現れ始める可能性のある、重要なメンテナンス時期と言えます。
建物を長期にわたり美しく、そして本来の機能を保ち続けるためには、定期的な目視確認と適切な清掃が不可欠です。
特に、塩害や粉塵の影響を受けやすい環境にお住まいの場合は、より一層の注意と対策が求められます。
築20年を目安に一度、専門業者による詳細な点検を受け、その結果に基づいて必要に応じて塗り替えなどのメンテナンスを行うことで、ガルバリウム外壁の寿命をさらに延ばし、快適で資産価値の高い住まいを維持していくことが可能となります。
西宮市・尼崎市・伊丹市周辺で外壁塗装・屋根塗装なら当社にご相談ください。
==================

西宮市・尼崎市・伊丹市の外壁塗装&雨漏り修理ならDOOR
https://www.paint-door.jp
==================








































