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西宮市で屋根塗装をご検討中の方へ!遮熱塗料についてご紹介します!
2021.11.29
「断熱塗料について詳しく知りたい」
「遮熱塗料のメリットとデメリットについて理解したい」
このようにお考えの方も多くいらっしゃると思います。
そこで今回は、遮熱塗料のメリットとデメリット、そして遮熱塗料が適している家をご紹介します。
西宮市で屋根塗装をご検討中の方は、この記事をぜひ参考にしてみてください。
□遮熱塗料について詳しく解説します!
遮熱塗料とは、熱が発生する原因である太陽光を反射させ、室内の温度が上昇することを妨げる機能を持つ塗料のことを指します。
建物内部への熱の侵入を妨げるため、夏の暑い季節でも快適に過ごせる温度に保ってくれます。
屋根に遮熱塗料を塗装した場合、屋根表面温度を最大で15〜20度低下させる効果があるとされています。
遮熱塗料と同様に、部屋の温度上昇を防ぐ機能を塗料のひとつに断熱塗料があります。
遮熱塗料と断熱塗料の大きな違いは、保湿効果があるかないかです。
遮熱塗料は光を反射して熱の発生を防ぐという機能を持っていますが、保湿効果はあまり期待できません。
一方、断熱塗料は、熱の発生を防げませんが冷気や熱の侵入を防ぐため、室内の温度が上昇することを防いでくれます。
□遮熱塗料のメリットとデメリットをそれぞれご紹介!
*遮熱塗料のメリット
遮熱塗料のメリットは5つあります。
1つ目のメリットは、室温の上昇を抑えられることです。
屋根の表面温度に遮熱塗料を使用していない場合よりも、使用している場合はおよそ8~10度低下し、室温はおよそ2~3度低下することが分かっています。
2〜3度程度の下がるだけでも、室内の温度は涼しく感じられるので、暑さが厳しい夏でも快適に過ごせる空間になるでしょう。
2つ目のメリットは、節電・省エネにつながることです。
真夏の暑い日中に一般家庭で消費する電力のうち、エアコンによる電力が58パーセントを占めるといわれています。
室内温度が1度下がるだけでも、およそ10パーセントの電気代を削減できるでしょう。
快適な室温にできるため、エアコンの使用量を10~20パーセントほど削減できます。
冷房を使いすぎることがないため、二酸化炭素削減にも繋がり、節電・省エネにも貢献できるでしょう。
3つ目のメリットは、熱損傷による悪影響を抑えられることです。
熱の影響を受けると屋根材や外壁材の劣化が進行し、耐用年数が短くなる場合があります。
そこで、遮熱塗料を塗ることで表面温度の上昇を抑えられます。
熱の発生も抑えられるので、熱損傷による悪影響も防ぎ、耐用年数が短くなることを防げます。
4つ目のメリットは、助成金を使って塗装工事ができる可能性があることです。
この助成金制度は、省エネ効果を促進させるためのものです。
塗装工事ごとにおよそ10万円~30万円ほどの助成金がおります。
自治体によっては、遮熱塗料での塗装工事に助成金を給付している場合があるので、事前に確認してみると良いでしょう。
5つ目のメリットは、耐用年数が長いことです。
一般の塗料と比べるとおよそ2倍長いといわれています。
そのため、メンテナンスが比較的しやすい塗料であるといえるでしょう。
*遮熱塗料のデメリット
遮熱塗料のデメリットは4つあります。
1つ目のデメリットは、一般的なシリコン塗料よりもコストが少し高いことです。
最近は遮熱塗料とシリコン塗料の価格差は以前よりも解消されているのでご安心ください。
遮熱塗料は、耐用年数も長く安価な塗料よりも比較的耐久性に優れているため、メンテナンスの手間や費用を考えると、遮熱塗料の方が経済的な負担は少ないでしょう。
2つ目のデメリットは、塗膜自体は高い耐久性があるというわけではないことです。
塗膜の耐久性においては、塗料間での違いはあまりありません。
価格が高い塗料は長持ちする塗料であるというわけではありませんので注意しましょう。
3つ目のデメリットは、経年劣化につれて機能が落ちることです。
遮熱塗料も、時間が経つことで劣化していき、機能も徐々に低下していきます。
綺麗な状態の塗膜表面であれば効果は期待できますが、汚れている場合は光を反射しづらくなり、遮熱効果が低下してしまいます。
塗料は劣化しないというわけではないということを覚えておきましょう。
ただし、定期的に塗膜の洗浄を行うことで遮熱効果を維持できるので覚えておきましょう。
4つ目のデメリットは、断熱効果がないことです。
遮熱塗料には、建物を寒さから守る力は持っていません。
遮熱塗料の役割は、あくまでも太陽光を反射して表面温度が上昇することを防ぐことです。
断熱効果はないことにご注意ください。
□遮熱塗料が適している家についてご紹介します!
ここからは、遮熱塗料が適している家をご紹介します。
ご自身がお住まいの家が、これからご紹介する家に該当するか確認してみましょう。
1つ目は、板金外壁や金属屋根の家です。
金属屋根の場合、熱伝導率が高いので太陽熱が浸透しやすく、建物に直接熱を伝えてしまう点が難点です。
遮熱塗料を塗ることで太陽光を反射できるので、建物の省エネ効果が期待できます。
住宅だけでなく、プレハブや工場といった建物など、外部に板金を使う建物におすすめです。
2つ目は、吹き抜けがある家です。
吹き抜けのある家は、屋根からの熱が伝わりやすく、暑くなりやすい傾向にあります。
遮熱塗料により吹き抜けによる温度上昇を軽減でき、暑い夏場でも快適に過ごせるでしょう。
3つ目は、2階に居間がある家です。
高い位置に部屋があればあるほど室内の温度も上がりやすく、暑くなってしまうのがデメリットです。
そこで屋根や外壁に遮熱塗料を塗ることで、居間が2階にある場合でも快適な温度で過ごせるでしょう。
4つ目は、3階建てのお宅です。
3つ目でも挙げましたが、高い位置にあればあるほど室温の温度も上昇してしまいます。
高い位置にある家ほど、遮熱塗料による遮熱効果を期待できるでしょう。
5つ目は、濃い色合いの外壁や屋根のお宅です。
遮熱塗料の温度差は濃い目の色に発揮するため、紺や黒等の濃い目の色の外壁や屋根の家に適しているでしょう。
今まで暑くて快適に過ごせなかった家でも、涼しく過ごしやすい建物に変えられるでしょう。
6つ目は、光熱費の節約を考えているお宅です。
前章でも申し上げましたが、遮熱塗料により、エアコンの使用量を削減できます。
その結果、光熱費を削減できますし、省エネ効果も期待でいるでしょう。
7つ目は、高齢者の方がお住まいになられているお宅です。
部屋の中で温度差が生じる現象のことをコールドドラフトといいます。
遮熱塗料を塗ることで温度変化を最小限に抑えられますので、室内の温度変化によるコールドドラフトを防げるでしょう。
特に、高齢者にコールドドラフトは大きな影響を与えてしまいます。
高齢の方と一緒に暮らしているという場合は、遮熱塗料を使用すれば理想的な空間作りができ夏や冬でも快適に過ごせるでしょう。
ご自身がお住まいの家が該当するという場合は、遮熱塗料を検討してみることをおすすめします。
□まとめ
この記事では、遮熱塗料のメリットとデメリット、そして遮熱塗料が適している家をご紹介しました。
メリットやデメリットをふまえて遮熱塗料を検討してみてください。
当社は、お客様のご要望に合わせた住宅を提供しております。
無料相談も承っておりますのでご質問や疑問点等ございましたらお気軽にお問合せください。
西宮市・尼崎市・伊丹市の外壁塗装&雨漏り修理ならDOOR
https://www.paint-door.jp