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人気な外壁パネルとは?それぞれ外壁パネルのポイントを解説します!
2022.8.30
日本国内の住宅の外壁の約9割に使用されているサイディングですが、サイディングにも種類があることや、全ての種類や特徴を把握している方は少ないものです。
しかし、種類や特徴などを把握しておくことで、自分の住宅に欲しい機能をつけることができたり、長持ちさせたりできるので把握しておくことに損はないです。
そこで今回は、人気の外壁パネルや特徴を価格や外壁選びのポイントなどと併せて紹介します。
住宅の外壁を新しく張り替える方や、これから新築の外壁を選ぶ方、外壁について知っておきたい方は、ぜひ参考にしてください。
□人気の外壁パネルについて
まずは、窯業系サイディングです。
サイディングといえば窯業系のサイディングが一番人気で、よく使われています。
窯業系サイディングは種類が豊富な上、機能性もよく総合的に見るとコストパフォーマンスに優れているため、国内の7割以上が窯業系サイディングを使用しています。
次に、金属系サイディングです。
金属を使用しているサイディングのためひび割れに強く、メンテナンスの周期が長いため、窯業系サイディングの次に人気と言えるほどの国内シェアを誇ります。
耐久性にも優れるため、メンテナンスを頻繁に行えない方におすすめです。
最後に、モルタルです。
サイディングとは違う外壁材で、モルタルはアレンジが自由自在な上、価格が安いというポイントが人気の秘訣になっています。
メンテナンスは5〜10年に一度なので忘れず点検を行っておくようにしましょう。
□外壁パネルの種類と価格について
外壁パネルには、サイディングとコンクリート、ALCパネルなどがあり、それぞれ価格や機能性において優れている点があるので参考にしてくださいね。
1つ目は、窯業系サイディングです。
色や柄が豊富で、タイル調やレンガ調などのおしゃれなデザインにもすることが可能です。
価格も1平方メートルあたり3500〜5000円と低価格なのが魅力的です。
しかし、7〜8年に一度の頻度でのメンテナンスが必要なので注意しておきましょう。
2つ目は、金属系サイディングです。
金属系サイディングは、断熱性に優れている上、他の外壁材より遥かに軽いため住宅への負担の軽減できます。
その上、これは窯業系サイディングより長持ちすることが期待されているサイディングです。
価格も1平方メートルあたり4000〜6000円とコストパフォーマンスにも優れます。
しかし、金属なので温度変化による影響や、ものがぶつかったときに受ける影響などが大きいため、定期的にメンテナンスを行っておくことをおすすめします。
3つ目は、木質系サイディングです。
木質系サイディングは、素材に木材を使用しているため、デザインに温もりを感じることができるのです。
しかし、水や火に弱いため、基本的に7〜10年に一度の頻度でのメンテナンスが必要です。
価格は1平方メートルあたり6000〜8000円なので、目安にしておくと良いでしょう。
4つ目は、樹脂系サイディングです。
樹脂系サイディングは重さが窯業系サイディングより遥かに軽い上に、腐食やひび割れなどが起きにくく、燃えにくいという特徴があります。
しかし、耐火性能が低く、カラーバリエーションが少ないという理由から国内ではあまり使われていません。
価格は1平方メートルあたり7000〜9000円程度で、メンテナンスは10〜20年に1度ほどの頻度が目安なので参考にしてください。
5つ目は、ALCパネルです。
ALCは、軽量気泡コンクリートと呼ばれてます。
コンクリートより軽量な外壁材で、軽いのにもかかわらず耐久性や耐熱性、耐火性に優れている優秀な外壁材です。
熱には優れますが、防水性はないので塗装などで補う必要があります。
価格は1平方メートルあたり7000〜15000円が目安で、メンテナンスは10〜15年に1度ほどの頻度が目安なので参考にしてください。
6つ目は、コンクリートです。
コンクリートはデザインの自由度の高さや断熱性、遮音性、耐震、耐久性に優れているところが魅力の外壁で、使用の用途が幅広いのも特徴です。
しかし、塗膜の剥がれやひび割れが発生しやすいので注意しましょう。
価格は1平方メートルあたり3000〜10000円ほどで、メンテナンスは15〜20年に1度ほどの頻度が目安なので参考にしてください。
□外壁ごとのおすすめポイントについて
まずは、窯業系サイディングです。
トータルでみたときのバランスの良さは、窯業系サイディングがおすすめです。
デザインや機能、価格において全てのバランスが整っている外壁は窯業系サイディングです。
そのため、迷った際は専門家に聞きつつ、候補に入れてみるのも良いかもしれません。
次に、モルタルです。
モルタルは火に強いため防火性を重視したいということであれば、モルタルがおすすめです。
モルタルの材質も温かみがある上に、デザインの自由度も高いです。
したがって、乾燥しやすい地域や火事が心配だという方はモルタルの外壁を採用してみると良いかもしれません。
続いて、ALCです。
ALCはコスパが良いため、コスパを重視したい方はALCの外壁をおすすめします。
初期費用が高額になってしまいますが、メンテナンスを行えば60年ほど持つ外壁です。
また、メンテナンス頻度も少なくて済むので総合的なコスパを重視する方におすすめです。
□外壁選びのポイントについて
1つ目は、価格です。
外壁の価格は幅が広いため、選び方によっては同じ大きさでも価格が10倍も異なるような事態にもなり得ます。
それゆえ、自分の予算に合わせた外壁を選ぶことをおすすめします。
しかし、安さのみに重点を置くと性能に満足できないこともあるので慎重に選びましょう。
外壁には値段の差があるので選び方には十分注意してくださいね。
2つ目は、メンテナンスです。
外壁の寿命の長さによって、メンテナンスの頻度が変わります。
メンテナンスにかかる費用なども踏まえた上で外壁を選ぶと、後の出費を減らすことができるでしょう。
メンテナンスが不要な外壁は無いので、メンテナンスも含めて検討するようにしましょう。
3つ目は、デザイン性です。
種類によってバリエーションが違ったり、選べるものの種類も違うので自分の住宅に与えたいイメージなどを考えて質感や色を含めて外壁を選ぶと失敗を防ぐことができます。
自由度の高い外壁などもあるので、自分の予算なども合わせて選ぶようにしましょう。
選ぶのが難しいという方や、選びきれないという方は専門家や業者に相談しましょう。
アドバイスを貰ったり、専門知識を元にした話を聞くことで決めやすくなりますよ。
当社では、西宮周辺で外壁塗装を行なっております。
完全に地域密着型ですので、お住まいの地域や環境に合わせた施工を行います。
無料でお見積り査定や依頼も行えますので、外壁選びでお困りの方や外壁塗装をご検討中の方はぜひ、当社へお問い合せくださいね。
□まとめ
この記事では、外壁を選ぶ際のポイントや外壁の特徴などを紹介しました。
日本の気候や住宅を建てる土地の環境などと、自分の希望、そして予算など様々な要素を含めて外壁を選ぶと失敗を防ぐことができるので、満足いく外壁選びができます。
自分の住宅に欲しい機能や、メンテナンスの頻度なども考えておくと、後の出費を抑えることができて総合的にかかる費用を減らすことができます。
初期費用のみに視点をおかず、将来を考えることも外壁選びでは重要なポイントになりますので、長く住むことを念頭に置いておくようにしましょう。
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