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外壁に生じるひび割れの原因とは?ひび割れが起きやすい場所も紹介します!
2022.9.21
外壁に異常があると外壁塗装で修理を行う必要があります。
ただし、どの程度でどんな異常が起こっているときに修理が必要なのか把握していない方は多いでしょう。
把握していないまま修理を依頼して、悪徳業者に騙されてしまっては費用や時間の無駄になってしまいます。
今回は騙されることにならないためにも外壁のひび割れの種類や原因、劣化症状など、外壁の修理を頼む上で知っておきたいことを紹介します。
外壁の修理をした方が良いのかわからないという方や、修繕の前に劣化状況を自分でも把握しておきたいという方、これから修繕を頼む方は、ぜひ参考にしてください。
□ヒビ割れの種類について
1つ目は、ヘアークラックです。
これは、ヘアーという単語通り、深いヒビではなく髪の毛ほどの細く浅いひび割れです。
コンクリートやモルタルに起こりやすいひび割れですが、内部の損傷が原因ではありません。
そのため、早急に修繕する必要はありませんが、放っておかずに調査を依頼して修理をしてもらうようにしましょう。
2つ目は、構造クラックです。
これはヘアークラックと違い、外壁内部からひびが入ってしまっているものです。
建物にも歪みなどが生じている可能性がある危険なひび割れなので、見つけたら放置してはいけません。
早急に点検や調査をしてもらって修理をしてもらうようにしましょう。
3つ目は、乾燥クラックです。
厚塗りをしている外壁部分に、幅や大きさ共に小さいひびとしてできるひび割れで、間近で見ないと分かりません。
乾燥クラックは、外壁表面の塗膜で生じるクラックなので早急な修理の必要はありません。
4つ目は、縁切れクラックです。
これは塗装していた部分と後から塗る部分の境目に起こるクラックです。
外壁塗装中に、職人が長時間中断した際に生じるひび割れなので、職人が注意していれば防ぐことができます。
5つ目は、開口クラックです。
開口クラックとは、窓枠や扉などの開口端部近くから亀裂が斜めに入るひび割れです。
雨水が通りやすい部分なので注意しておく必要があります。
発見したら早急に、業者に点検をしてもらって修繕してもらうようにしましょう。
□外壁のヒビ割れの原因について
1つ目は、経年劣化です。
外壁は紫外線や雨などの自然の影響を受けやすく、時間が経てば経つほど、どうしても劣化してしまいます。
それゆえ、耐用年数や劣化症状をもとに定期的なメンテナンスを行いましょう。
ひび割れの中にも経年劣化が原因のものもあるので注意してみておきましょう。
2つ目は、外壁塗装の施工不良です。
乾燥不足や塗料の選択ミスなどによってひび割れが起きてしまうことがあります。
乾燥不足だと紫外線の影響を受けて、外壁が膨張と縮小を繰り返します。
この現象によって、ひびが入るので注意しておきましょう。
3つ目は、振動です。
家の周りの環境や自然が原因でひび割れが起きてしまうことも中にはあります。
車や電車などが通過する際の振動や地震などが原因でヒビ割れが起きることもあります。
そのため、家の周りの環境も考慮して構造を考えることをおすすめします。
4つ目は、構造です。
家を建てた土地の地盤に問題があるとひび割れの原因になってしまうこともあるので、様々な原因を考慮しておく必要があります。
地盤の問題がある場合、外壁材にひびが入っている可能性があるので気をつけましょう。
□ひび割れが起きやすい場所について
まずは、窓のサッシの周りです。
窓サッシの重さや、窓の開け閉め時の振動や衝撃、膨張率の違いなどが原因で窓サッシはヒビが入りやすいです。
また、窓サッシは雨水も入りやすいので注意しておきましょう。
サッシ周りのひびを見つけたら早急に修理するようにしましょう。
次に、外壁を固定している釘の周りです。
サイディングを利用している外壁の場合、天候や紫外線の影響で膨張と収縮をする際に、固定するための釘の周りにひびが入ってしまうことが多くあります。
ひびが入っていたら防水性がなくなっている証拠なので修理をするようにしましょう。
最後に、ベランダの外壁です。
2階のベランダの外壁は、日光が当たりやすく膨張と収縮が激しいため、劣化も早くひび割れもしやすい傾向にあります。
外壁から雨水が侵入する可能性も十分にあるので修理してもらうようにしましょう。
□ひび割れを放置するとどうなるのかについて
まずは、外壁の剥がれです。
外壁のひびを放置すると他の部分にひびが広がる上、塗膜が剥がれてきます。
塗膜が剥がれると、紫外線や雨、コケなどから外壁を守ることができなくなってしまうため、トラブルが次々発生してしまうので注意しておきましょう。
次に、内部の腐食です。
ひび割れを放置するとひび割れの部分から雨水などが侵入してしまいます。
その結果、内部が腐食してしまい、ひどくなると大規模な工事をしなければいけなくなり、費用もかさみます。
加えて、シロアリの発生の原因にもなりうるのですぐに修理を検討するようにしましょう。
続いて、雨漏りです。
外壁のひび割れの部分から雨水が侵入してしまうと、そのまま室内へ雨水が垂れてきてしまうこともあります。
それゆえ、天井や屋根以外に外壁にも注意しておきましょう。
最後に、不具合です。
外壁のヒビを放置していると塗膜の剥がれが起きる上、外壁としての機能を失ってしまい、雨水が侵入する原因となってしまいます。
家の外から内側まで危険に晒すことになるので放置しないようにしましょう。
□外壁の劣化症状について
1つ目は、色あせです。
塗り立ての時はツヤや光沢があっても、紫外線などを浴びていくにつれて外壁は劣化してしまうため、外壁の色あせを見つけたら修理するようにしましょう。
色あせは塗膜の劣化のサインでもあるので気付けるようにしておくと良いです。
2つ目は、チョーキングです。
チョーキングとは、塗られていた塗料が劣化することで、外壁を手で触ったときに白い粉が付着してしまう現象です。
これは外壁の劣化のサインなので、塗り直しといったメンテナンスを行う必要があります。
3つ目は、外壁の反りや浮き、剥がれです。
紫外線によっての劣化と、天候の影響で膨張と収縮を繰り返していくうちに外壁が浮いたり、反ったりしてしまうことがあります。
これを放置していると、トラブルになるため、見つけ次第早急に修理しましょう。
塗膜が剥がれてしまうと見た目はもちろん機能も失われるので注意が必要です。
4つ目は、シーリングの劣化やサビです。
サイディング外壁は板のつなぎ目をゴム状のシーリングで繋ぎますが、経年劣化や紫外線によってひびが入ってしまうのでメンテナンスをするようにしましょう。
サビは放置すると穴が空いてしまうこともあるので修理しておくことをおすすめします。
□まとめ
この記事では、外壁のメンテナンスの際に知っておきたいことを紹介しました。
紫外線の他にも、車が通る振動でも劣化してしまうので、家をこれから建てるという方は建てる土地の周りの環境に注意しておくと良いでしょう。
また、症状を放置しておくと悪影響が様々なところに出るということも把握しておきましょう。
外壁にヒビ割れを見つけて修理するか迷っているという方は、他に異常が起こっている可能性も踏まえて一度点検をしてもらって判断することをおすすめします。
当社は西宮市周辺で外壁塗装を行なっております。
外壁塗装や修理をお考えの方は、ぜひ一度当社にご相談ください。
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