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西宮市T様邸 「超低汚染リファイン艶消1000MS-IR」8093ペールビスケット×8084メリーノで外壁塗装、「超低汚染リファイン500MF-IR」8080スレートグレーで屋根塗装を行いました!
ビフォーアフター
ビフォー
アフター
工事詳細
施工箇所 | 外壁塗装 屋根塗装 ベランダ防水 |
外壁塗装 | 上塗り:アステックペイント 超低汚染リファイン艶消1000MS-IR/耐用年数17~20年(10年保証) 下塗り:アステックペイント エポパワーシーラー ホワイトフィラーAⅡ |
屋根塗装 | 上塗り:アステックペイント 超低汚染リファイン500MF-IR/耐用年数20~24年(10年保証) 下塗り:アステックペイント サーモテックシーラー |
付帯部塗装 | アステックペイント マックスシールド1500Si-JY / 耐用年数13~16年 |
使用色 | 外壁:8093 ペールビスケット 8084 メリーノ 屋根:8080 スレートグレー |
コーキング工事 | 破風ジョイント部 樋足元 換気フード廻り 笠木天端と壁取り合い |
工事期間 | 2024年5月7日~2024年6月3日 |
ご依頼のきっかけ (お悩み事) | 定期メンテナンス |
西宮市の外壁塗装 施工事例
施工写真
高圧洗浄
高圧洗浄機を使用して屋根や外壁に付着した汚れを落とします。
一見、綺麗に見える外壁も実はとても汚れています。
しっかり汚れを落とし、綺麗にしてから塗装をすることで塗料の密着性が高まります。
コーキング
換気フードやサッシ廻りのコーキング部分もメンテナンスを行いました。
屋根塗装
雨漏り防止のタスペーサーを設置します。
その後、下塗り材「サーモテックシーラー」を塗布します。
下塗り乾燥後、「超低汚染リファイン500MF-IR」で中塗り、上塗りをして屋根塗装の完成です。
今回、屋根塗装でお選びいただいた色は「8080スレートグレー」です。
外壁塗装
下塗り材「エポパワーシーラー」「ホワイトフィラーAⅡ」を塗布します。
下塗り乾燥後、「超低汚染リファイン艶消1000MS-IR」で中塗り、上塗りをして外壁塗装の完成です。
今回、お選びいただいた色は「8093ペールビスケット 8084メリーノ」です。
付帯部塗装
雨樋や水切り金物などの付帯部の塗装も行いました。
ベランダ防水
ベランダ部分も防水機能が切れていたので、併せてメンテナンスを行いました。
使用塗料
今回使用した塗料とその空缶写真です。
最後に
塗装工事における縁切りとは
「縁切り」とは、塗装をして塗料が乾燥した後に、瓦の隙間を塞いでしまわないよう、水の通り道を確保することを指します。

上の図は、スレート瓦の屋根を横から見た断面図です。
構造としては、厚さが約12㎜の野地板という下地材に防水シートが設置され、その上から厚さ約4.5㎜のスレート瓦が釘で固定されています。

雨が降ると、雨水がスレート瓦の突きつけから浸入し、上下の重なる部分から流れていく構造になっています。これが新築後の通常の状態です。
ところが、塗装を行なった後に「縁切り」を行わないと、乾燥した塗料の膜が瓦の重なった部分を塞いでしまい、水が外に流れていかなくなってしまうのです。
そのため、水が流れていくよう、通り道を作る必要があるのです。
縁切りを行わないとどうなるのか
では次に、縁切りを行わないとどうなるのか、引き続き屋根の構造を見ながら解説していきます。

瓦の隙間が塗膜で塞がれ、行き場をなくしてしまった雨水は、内部に溜まっていきます。
スレート瓦裏側に溜まった雨水は釘を伝って野地板やその下の天井裏へと渡って、木材の劣化や雨漏りを引き起こしてしまいます。

縁切りのまとめ
・縁切りとは、上下の瓦と瓦の隙間を塗料で塞がないように、水の通り道を確保すること
・スレート瓦の塗装工事をするときは必ず行う
縁切りの未実施によるトラブルを避けるためには
屋根塗装において縁切りはとても重要な作業だということがお分かりいただけたかと思います。
では、縁切りをしっかり行ってもらい、トラブルを避けるためにはどうすればよいのかご説明します。
既に塗装工事をしている方
既に塗装工事を行っていて、「縁切りがしっかりされているかどうか心配だ」という方は、まずは屋根の状態を確認してみましょう。
しかし、屋根に上るのには危険が伴いますので、工事をした塗装業者に診てもらうように依頼することをオススメします。
ただ、塗装業者の対応に不安が残る様であれば、別の会社に診てもらって、第三者の立場から意見をもらうのも良いでしょう。
その際は、建築士や外装劣化診断士といった有資格者に診てもらう様にしましょう。
大抵は、診断までなら無料で行ってくれますので活用してみてください。
ただ、もし縁切りされていないことが分かった場合、サービスで縁切り作業を実施してくれるかというと、そうではありません。
塗装が終わってから時間が経ち、完全に塗料が乾燥した状態で縁切りを行おうとする場合、「皮すき」という道具を使って瓦の重なり合った部分を切っていくのですが、その際、周辺の塗料までバリバリと剥がれてきてしまいます。
塗膜を剥がしてから再塗装をし、縁切りをするという方法もありますが、塗った直後に塗膜を全て剥がし切ることは難しく、あまり現実的な選択とは言えません。
これから塗装工事を検討する人は
もし塗装工事後に縁切りされていないことが分かった場合、費用も掛かり大変な目に遭ってしまうということをお伝えさせていただきました。
これから塗装工事を検討される方は、そのような事態にならないためにも、契約をする前に縁切りの工程があるかどうかを、見積書や工事のスケジュール表である工程表を一緒に見ながら、必ず担当者に確認しましょう。
また、それだけでなく、しっかり縁切りを行ったかを確認するために、工事後には屋根の写真を載せた報告書を提出してもらうようにしてください。
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外装劣化診断報告書以外にも塗替えイメージのご相談も行っております。
ご興味のある方はお気軽にお申し付けください。
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