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外壁塗装を検討中の方へ!黒の艶消し塗料がおすすめです!
2022.5.17
外壁塗装をお考えの方の中で、より高級感ある印象の住まいにしたい方はいませんか。
外壁塗装をする際に、艶消し塗料を選ぶことで、高級感でシックな印象を作り出せるでしょう。
そこで今回は、外壁塗装を検討している方に向けて、艶消し塗料についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
□艶消し塗料とは何?
艶消し塗料とは、光沢率が5パーセント以下の塗料のことを指します。
ここでは、この艶消し塗料について詳しくご紹介していきます。
艶消し塗料は、「艶なし」、「マット仕上げ」、「フラット仕上げ」などとも呼ばれている、光をさほど反射しない落ち着いた印象を与える塗料のことです。
しかし、艶消し塗料と呼んでも、艶について明確に定められた基準は存在しません。
そのため、艶の度合いは外壁面に光を反射させた際の光沢度を測定することによって、決められています。
光沢度を測定する方法についてご紹介します。
平らに塗装された面に対して、60度の角度から光を当てることで、その内のどれほどの強さの光が反対側に反射されるかを測定します。
この時の光沢具合によって、その塗料の艶の度合いが分かります。
一般的に70パーセント以上の光沢度であれば艶あり、5パーセント以下の光沢度の場合は艶消しとなります。
さらに、細かく分けると「七部艶」、「五分艶」、「三分艶」などの塗料もあり、それぞれ光沢度が違います。
多くの艶消し塗料は、ポリエステルやアクリルといった微粒子を塗料に混ぜています。
それにより、塗膜表面にとても小さな凹凸ができ、その細かなざらつきが光を拡散させて光沢度を低下させるのです。
□外壁塗装で黒にするメリットを紹介!
次に、外壁塗装で黒にするメリットをご紹介します。
*高級感を演出できる
外壁を黒にすることによる最大のメリットは、高級感のあるおしゃれでハイセンスな見た目になることです。
黒は、他の色と比較して光を反射しません。
その他、外壁に黒を用いることで高級感を演出できます。
艶ありの塗料であればより重厚感のある印象に、艶消し塗料を用いればモダンで落ち着いた印象の外壁にできます。
また、日本の戸建てにおいて外壁に黒を用いることは少ないため、高級感と合わせて個性も同時に出せることが魅力です。
*他の色を目立たせる
色の中で最も暗い色である黒を使うことで、他の色がより引き立ちます。
例えば、色と組み合わせてコントラストを楽しんだり、少しグレーの入った黒をベースにして温かみを演出したり、さまざまな色との相性が良いことも黒の魅力の1つです。
主張の強い色やぼんやりとした色と組み合わせても、黒があることで引き締まった印象になるでしょう。
しかし、黒は見た目がシンプルであるため、配色のセンスが必要です。
質感や光の当たり具合によって、イメージとは違う仕上がりになってしまう可能性が高いため、十分にカラーシミュレーションをしておくことが大切です。
さらに、黒い塗料の中でも艶消し塗料を使うことで、さまざまなメリットがあります。
高級感があり落ち着いた仕上がりになるのはもちろんのこと、他にも和風の家に合うことや艶の変化がないことがメリットとして挙げられます。
□艶消し塗料を使用するデメリットとは?
次に、艶消し塗料を使用することのデメリットをご紹介します。
1つ目は、耐候性がやや低いことです。
艶消し塗料は、艶ありのものと比べて耐候性が低いでしょう。
その理由として、艶消し塗料には添加物が混ざっていることが挙げられます。
多くの艶消し塗料は、艶あり塗料に艶を消すための艶消し剤という添加物を混ぜて作られています。
このように、塗料に他の物質が混ざっていることで、若干強度が落ちてしまうのです。
艶ありと比較して大幅に機能性が下がるわけではありませんが、やはり艶消し剤は塗料にとって不純物であることを念頭に置いておきましょう。
塗料の機能性が落ちることで、当然次回の外壁を塗り替えるまでの時間が短くなってしまいます。
2つ目は、艶あり塗料と比較して価格が高いことです。
艶消し塗料を用いる場合は、耐候性を補うためにグレードが高いものを使うのも選択肢の1つでしょう。
しかし、グレードを上げることで当然ながらその分価格も上がります。
下地の状態によっては、耐候性が高い樹脂を使用する方が良い場合もあるため、費用面や機能性など業者の方と相談しながら進めていきましょう。
3つ目は、汚れやすいことです。
艶消し塗料の外壁は、表面に凹凸があり汚れがつきやすいです。
また、水はけも良くないことがあり、苔やカビが発生してしまうこともあるため、定期的に洗浄することが必要です。
4つ目は、地味な印象になってしまう可能性があることです。
艶消しの外観は、人によって少しばかり地味な印象を受けてしまうことがあるでしょう。
そのため、落ち着いた色味で仕上げたい場合は、三分艶を選ぶなど若干艶を出すのがおすすめです。
このように、機能性を見ると艶消し塗料よりも艶あり塗料の方が優れています。
しかし、外壁を塗り替える際は、家の外観や元の外壁の状態、色などによっては艶消し塗料を使用した方が良い場合もあります。
艶あり塗料と艶消し塗料のどちらにも、メリットとデメリットがあることを理解しておきましょう。
□工事前に確認するべきポイントを紹介します
ここからは、工事前にあらかじめ確認しておくべきポイントをご紹介します。
*色見本で確認する
大体艶感はこのくらいとイメージしていたとしても、実際に色板見本で確認しておくことが大切です。
カタログの色見本は小さなカラーサンプルであり、それだけ見ても実際に外壁に塗った場合のイメージは湧きにくいでしょう。
また、カタログのような小さなサンプルで見るよりも、外壁のような大きな面積で見ると、色は1トーンや2トーンほど明るく見えます。
そのため、A4程度の大きな色版を見て、外壁塗装した際のイメージとギャップが出ないようにしましょう。
*晴れている時に確認する
色を決める際に特に大切なことの1つに、色板見本を明るい時間に外で確認することが挙げられます。
その理由は、艶は光の反射が深く関係しているからです。
室内で蛍光灯がついた状態で見る色と、白色電球のもとで見る色、外で太陽光があるところで見る色は艶の感じも、印象も大きく変わってきます。
そのため、忙しくて時間があまり取れない場合でも、色を決める際は時間を見つけて天気の良い日と悪い日の両日で確認するのが良いでしょう。
*外壁以外の塗装も確認する
外壁と雨どいをはじめとする外壁以外の細かな部分では、使う塗料が違います。
外壁部分に艶消し塗料を使った場合は、あくまでも外壁の部分だけ艶がなくなるだけで、他の箇所は別途指定しないと艶が出てしまいます。
そのため、外壁はイメージ通りの艶感になったけど、工事が終わったら外壁以外の部分との艶感の仕上がりにギャップを感じてしまうことがあるでしょう。
そのようなことがないように、外壁以外の場所で塗装する場合には事前にしっかりと確認しておくことが重要です。
□まとめ
外壁塗装を検討している方に向けて、艶消し塗料についてご紹介しました。
外壁塗装には、艶あり、七分艶、五分艶、三分艶、艶なしの5段階があります。
そのため、見た目や耐久性など何を重視しているかによって、最適なものを選びましょう。
西宮市周辺で外壁塗装を検討している方は、ぜひ当社までお問合せください。
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