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外壁の黒い汚れで悩んでいる方向け!換気扇の汚れの落とし方について解説します!
2023.1.6
普段の生活の中で家の外壁をじっくり見る機会はほとんどないでしょう。
しかし、外壁は気付かないうちに汚れがついています。
今回は、外壁の黒い汚れの正体とその他の汚れ、汚れによる悪影響や掃除方法について解説します。
外壁の汚れをそのままにしておくと、お家の見た目が悪くなるのはもちろん、外壁の劣化にも繋がるため、お家の外壁を劣化から守りキレイにするためにもぜひ参考にしてください。
□外壁の黒い汚れの正体とは?換気扇から出ている!?
外壁の汚れにはどのような原因があるのかをご存じでしょうか。
外壁の汚れを落とすためにも汚れの原因について知っておきましょう。
特に気になる黒い汚れの正体は、雨だれです。
これは、屋根や外壁、窓ガラスやサッシについた埃や排気ガス、雨水に含まれる炭酸カルシウムは雨が降ったときに流れ落ちます。
雨だれはその流れ落ちた汚れが外壁に付着する現象です。
新築時や外壁塗装を塗り替えたばかりの際は、塗料には防汚成分や防水成分が含まれており、雨を弾き、汚れの付着を防いでくれるのでほとんど見られません。
しかし、塗装が剥げている場合や経年劣化するにつれて、雨だれによる黒い汚れが発生しやすくなります。
他にも汚れの原因はいくつかあります。
1つ目は、排気ガスやホコリです。
壁に現れる黒・茶・灰色の汚れはホコリや排気ガスの可能性が高いです。
特に、凹凸の部分につきやすく溜まりやすいと言われており、放置すると色素が吸着され落ちにくくなります。
外壁に溜まったスス汚れやホコリは雨が当たるとある程度落ちますが、雨が当たりにくい場所についてしまった汚れは自然に落ちません。
放置すると色素が吸着され落ちにくく、さらに汚れがひどくなります。
2つ目は、カビやコケです。
壁に見られる緑・黒系の汚れはカビやコケが原因です。
湿気を好むので日当たりが悪かったり、風通しが悪いところに繁殖します。
カビやコケも雨の力だけでは落とせないため、外壁を汚す原因になるでしょう。
3つ目は、換気扇の吹き出し口から出た油です。
換気扇の吹出し口から出る油も外壁を汚す原因になります。
換気扇の吹出し口から黒ずんだ油が見えるのは見栄えが悪いです。
油汚れは頑固なので定期的に清掃しないと取れにくくなるため、早めに洗浄することが大切です。
4つ目はチョーキングです。
外壁の塗料が劣化して起きるチョーキングも外壁汚れの原因です。
チョーキングが起きると外壁付近にチョークのような粉が付き始め、触っただけで手のひらが真っ白に汚れます。
このような状態になったなら外壁の塗り替えが必要ですが、その前に外壁をキレイに洗浄する必要があります。
□外壁や換気扇周りの黒い汚れの掃除方法とは
1つ目は、自身で中性洗剤を使用してブラシやスポンジで汚れを落とす方法です。
外壁や換気扇周りの黒い汚れは、油が混ざっているため「酸性」の汚れです。
酸性の汚れには「アルカリ性」の洗剤が適しますが、酸性はお肌への刺激が強いため、必ずゴム手袋を使用して掃除をしましょう。
2つ目は、高圧洗浄機を使った掃除です。
ブラシやスポンジによる手作業では落ちないような汚れを落としたい場合は、高圧洗浄機を使って洗浄します。
広い範囲のしつこい汚れを落とす場合におすすめの方法です。
ホースから噴射する水の強い水圧で汚れを洗い流す機械であるため、外壁をこすったり洗剤を使ったりする必要はありません。
家庭用の高圧洗浄機は、業務用に比べるとパワーに劣りますが、外壁を傷つけたり浸水を起こしたりしないよう使用方法には注意しましょう。
3つ目は、業者による外壁洗浄です。
外壁の洗浄を自分でする自信が無い、時間がない、自分でしたけれど落ちない汚れがあったなどの場合は、業者にお願いすると良いでしょう。
□外壁の汚れ落としのポイントとは
外壁の黒ずみは、外観を損ねるため、できるだけ早く汚れを落としたいですよね。
外壁材の種類ごとに正しい汚れの落とし方があることを知っておきましょう。
例えば、サイディングは傷が付きやすいため、高圧洗浄といった強い力で汚れを落とすと塗膜が剥がれる恐れが出てきます。
また、高いところの汚れを落とすときは、落下リスクが出てきます。
ここまで自分で外壁の汚れを落とすときに気を付けたいことをご紹介しましたが、可能な限り業者に依頼することをおすすめします。
それは、先述にもあるように、外壁材の種類や汚れの原因には正しい汚れの落とし方があり、高い場所の汚れを自分で落とすのは非常にリスクが高いからです。
また、業者に外壁を見てもらうことにより、気づかない欠陥が見つかることもあります。
□タイトル外壁の黒い汚れを放置した際の悪影響とは
1つ目は、外壁の見た目が損なわれることです。
外壁は、綺麗で清潔に保ちたいですよね。
人目に触れる機会が多いため、室内をどれだけ綺麗にしていたとしても、外壁が汚れているとお家の高級感や清潔感、見た目を損ねてしまうこともあります。
見た目の維持や機能向上のために塗装が施されているのですが、長い年月が経過すると耐久性が高い素材でも、汚れの付着はどうしても避けられません。
油の跡や雨だれ・コケなど多様な汚れがありますが、外壁の汚れが目立つと美しい印象になりません。
また、カビやコケは強力な繁殖力を持っています。
カビの発生で、お子さんがカビアレルギーを発症してしまったという事例もあるため、放置するのは危険です。
2つ目は、外壁塗装の機能が低下することです。
外壁の1番の役割は、建物の内部を守ることにあります。
塗料も種類が豊富で、中には塗料自体が防水、遮熱などといった高機能なものもあります。
断熱・遮熱塗料は、照射された熱をはね返す機能があり、多くの注目を集めています。
しかし、その遮熱機能を持った塗膜面が汚れている場合は、十分な機能を発揮しません。
放置すると汚れが広がり、塗装保護膜を剥がしたり劣化させたりする可能性があります。
汚れのない家にする事は、長く家に住むためには必要なことです。
3つ目は、建物の老朽化につながります。
汚れは美観を損ない、外壁に劣化を招くだけでなく、建物の老朽化を早めてしまいます。
外壁が建物を守る役割を果たせなくなると、建物内部にまで被害が及び、雨漏りや壁紙の剥がれ、腐敗やサビなどが発生します。
建物を住み心地良いまま長持ちさせ美しさを保つためには、外壁の役割を最大限に発揮できるように維持しましょう。
□外壁の汚れを防ぐ方法とは
壁面の凸凹が少ない外壁を選択しましょう。
凸凹が多いとその部分に汚れがたまってしまうため、凹凸が少ない壁紙の方が普段のお手入れもしやすくなります。
外壁材を選ぶ際は、凸凹が少ないデザインを選ぶようにしましょう。
他にも汚れに強い塗装を塗り替えることにより汚れを事前に防げます。
汚れがついた際でも、高圧洗浄機やブラシで掃除をすることにより、簡単に汚れを落とせます。
また、汚れが目立たない色で塗装するといった選択肢もあります。
□まとめ
今回は、外壁の黒い汚れの正体とその他の汚れ、汚れの悪影響や掃除方法について解説しました。
外壁汚れの原因は「ホコリ、排気ガス、カビ、コケ、雨だれ」など多種多様です。
ひどくない汚れであれば、自分で落とすこともできます。
外壁洗浄は、見た目をきれいにするだけでなく、建物の寿命を延ばすためにも重要なことです。
厄介な外壁汚れを見つけたら、早急に対処することをおすすめします。
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