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西宮市I様邸　積水ハウスの塗り替えを行いました。屋根は遮熱機能が備わっている塗料。外壁は従来のシリコン塗料を凌ぐ高い性能を発揮する革命的なハイクラスシリコン塗料です。

2021.12.27

住宅,施工地域,施工実績,西宮市

ビフォーアフター

工事詳細

ハウスメーカー	積水ハウス
施工箇所	外壁塗装・屋根塗装・ベランダ防水
屋根塗装	下塗り　ｱｽﾃｯｸﾍﾟｲﾝﾄサーモテックシーラー上塗り　ｱｽﾃｯｸﾍﾟｲﾝﾄ　シャネツテックSi-JY
外壁塗装	下塗り　ｱｽﾃｯｸﾍﾟｲﾝﾄプレミアムSSシーラ―プライマー上塗り　ｱｽﾃｯｸﾍﾟｲﾝﾄｼﾘｺﾝREVO1000(標準色A)
付帯部塗装	軒天塗装　破風塗装　縦樋・横樋塗装　庇・換気フード　シャッターBOX　出窓上下
使用色	屋根：9116グリーンレイバー外壁：8089　ストーン
コーキング工事	サッシ廻り　壁の目地　庇廻り、換気フード廻り
工事期間	２０２１．５．１８～６．１１
ご依頼のきっかけ	定期メンテナンス

施工写真

高圧洗浄

外壁塗装の前に高圧洗浄が必要な理由は、古い塗膜を落とす必要があるからです。塗装で作られた塗膜は、紫外線や雨風、排気ガスなどにさらされて劣化し、耐久性が下がっていきます。

やがて塗膜の粘着力はなくなりチョーキング現象(白亜化現象)と呼ばれる、表面に触れると粉がつくような状態になるでしょう。

チョーキング現象が発生している塗膜のうえから塗料を塗っても、粘着力を失っているため、塗料が密着せずはがれてしまいます。通常なら10年以上は塗料が持つのに、短期間で再び修復が必要になりかねません。古い塗装を高圧洗浄するのは、汚れだけでなく、古い塗膜を削り落とすために行うと考えてください。

下地補修/コーキング

屋根のひび割れを補修材で補修します。コーキングも既存の物を撤去し、打替えを行っていきます。

ハウスメーカーさんでよくお見掛けするのが、ガスケット目地という、目地の一種です。

「乾式目地」「定形目地」「定形パッキン」と言われることもあります。

積水ハウスやパナホーム、トヨタホームなど大手ハウスメーカーでも採用される優秀な目地材です。

外壁の構造によっては、ガスケット目地への交換が出来ない場合もあります。

具体的には以下のようなケースです。

・同じガスケットがない

・構造的にサイディングの脱着が必要だが、外したらサイディングが割れてしまう可能性がある

・構造的にガスケットが外せない

上記の場合は、コーキングへの交換、またはガスケット目地の上からの増し打ちが必要になります。

状況に合った提案をしてくれる業者を選びましょう。

屋根

高圧洗浄を行い、しかり乾かしてからサーモテックシーラーで下塗りを行います。
シーラーは塗ることにより上塗り材との密着効果を高めるだけでなく、上塗り材が下地に吸い込まれるのを防ぎます。

屋根

シャネツテックSi-JYで上塗りを行っていきます。

この塗料は遮熱性に優れており、美観性もあわせ持つバランスのとれた塗料です。塗膜の劣化要因である紫外線・雨・熱に対して高い耐候性を発揮し、長く美しく建物を守ることが可能です。

外壁/付帯部の塗装を行っていきます。

この塗料は「耐候性」「遮熱性」「低汚染性」をバランス良く兼ね備えた塗料です。

シリコン成分が一般の塗料の3倍含まれており、「ラジカル（塗膜を劣化させる成分）」の働きを抑制する高耐候型白色顔料を使用しているため、塗膜の劣化を抑制し高い耐候性を持っています。

付帯部の鉄部にはしっかり錆止めを塗布し、塗装を行っていきます。

一度、発生してしまうと何度も繰り返されるのが鉄部の錆です。鉄部に出来たさびは見た目も悪いだけではなく、腐食と同じですので、発生した部分の強度は繰り返されるたびに落ちます。

鉄部をはじめとした金属部分は錆が発生しないように塗装などによるメンテナンスが大事になります。

ベランダ防水

ベランダ防水の傷みには軽度なものから、重度なものまであります。
◎比較的軽度
・トップコートが色あせてきている
・トップコートの細かいひび割れができている（ヘアクラック）
・藻や苔が繁殖している
◎比較的重度
・塗膜が剥がれてしまっている
・塗膜が膨れてしまっている

まずは自分の家のベランダがどんな状態なのか確認してみましょう。そして、経年劣化があると思った際には自分でなんとかしようとせずに、まずはプロのお住まい診断を受けてみましょう。

使用した塗料です。

施主様の塗装㎡に適した塗布量をしっかり塗ります。

塗布面積が変わると塗装の値段が変わります！

きちんとご自宅の塗布面積を把握しましょう。

最後に

ハウスメーカー住宅の塗装は出来ますか？という質問をよくされます。

もちろんハウスメーカーさんに施工してもらうメリットはいくつかあります。

ハウスメーカーが自社で設計施工しているので、構造もしっかりと把握し、オリジナルの部材（外壁材や屋根材や設備等）や部品を在庫しているので新築時と同等のメンテンナンスが期待できる。定期的な点検をしてくれて保証等のアフターフォローがしっかりとしている。

ハウスメーカーで外壁塗装をするデメリット

やはりたくさんのお客様から聞く声ですが「リフォーム費用が高くてビックリした！」ということです。

提示する見積金額の２倍以上の場合もよくございます。さらに他社で施工した場合は保証できないと言われるようですが、外壁塗装は構造を変える工事ではないので地震等で建物に不具合がでるものではありません。あくまでも外壁塗装の保証項目は「塗膜剥離」、「塗膜膨れ」、「急激な変退色」のどれも構造には関係のないものばかりです。

プロタイムズ阪神中央店では、外装劣化診断報告書以外にも塗替えイメージのご相談も行っておりますので、お気軽にお申し付けください

塗替えイメージサンプル