西宮市・尼崎市・伊丹市の周辺で外壁塗装をご検討中の皆様へ

塗料と一言にいっても様々な種類があり、どれがいいのか分からない。

・・・という方も沢山いらっしゃるのではないでしょうか？

そこで、今回はアクリル塗料の特徴について紹介します。

みなさまの参考にしていただけたら幸いです！

アクリル塗料とは何か？

アクリル塗料とはアクリル樹脂でできた塗料のことです。

1950年ごろに登場し、当時は発色が良いという特徴で人気がありました。

その後、アクリル塗料よりも性能の良い塗料が登場し人気は徐々に低迷してきました。

しかし、種類がたくさん存在しており安く手に入るため現在でもよく使用されています。

アクリル塗料のメリット・デメリットについて

＊アクリル塗料のメリット

アクリル塗料のメリットとしてまず挙げられるのが価格の安さです。

アクリル塗料は他の塗料に比べて安く手に入るため、

現在外壁塗装で主流のシリコン塗料よりも3割ほど安く塗装ができます。

また、アクリル塗料は艶がありはっきりとした色をしているため、

色の発色がよく鮮明な色を表現できます。

種類の多さもメリットとして挙げられるでしょう。

アクリル塗料は戦後から現在まで使用されている非常に歴史の長い塗料です。

アクリル塗料は一つの缶に一種類の塗料だけが入っている1液型のものが多いです。

1液型では直接水やシンナーを入れることができるため、塗料の希釈が簡単にできます。

また、付着力が高いため、塗り重ねがしやすいという特徴もあります。

塗り重ねる際は、下地の状態をよく確認してから塗装しましょう。

そうしないと、塗装してもすぐに剥がれたり、塗料の効果が発揮されないからです。

＊アクリル塗料のデメリット

アクリル塗料を使用する際、塗膜の劣化がよくデメリットとして挙げられます。

劣化が早い原因は空気と接触することで、酸化還元反応を起こってしまうからです。

また、紫外線にも弱いため、数年が経過すると外壁にラジカルという白い粉が付着する可能性があります。

そのため、耐用年数が5年から7年と短く、定期的にメンテナンスをしなくてはなりません。

また、劣化した塗膜の上に新しくアクリル塗料を塗装してしまうと、

新しく塗装した塗膜の劣化が早くなり悪循環です。

塗り替えをする際は劣化した部分の塗膜は取り除くようにしましょう。

次のデメリットとして、水分を通しやすいことが挙げられます。

水分を通しやすいと、部屋が乾燥しづらくあまりデメリットに感じないかもしれません。

しかし、アクリル塗料の塗膜は水分の通りが良すぎるため、

室外の水分を室内に通してしまう可能性があります。

そのため、夏場や湿気が多い場所では室内が常に蒸し暑く感じるかもしれません。

そのほかのデメリットとして、塗膜が固くひび割れを起こしやすいことが挙げらるでしょう。

この特性のために塗装した直後の見た目は良いですが、時間が経過すると見た目が悪くなるかもしれません。

どんな人に向いてるのか？

シリコン塗料などと比べて短期的に見たときのコストパフォーマンスに優れています。

そのため、数年に一度気分転換のために外壁塗装を行う方にはアクリル塗料はおすすめです。

色の種類が豊富なため、家のデザインにこだわりたい人にもおすすめかもしれません。

まとめ

今回はアクリル塗料の特徴について紹介しました。

アクリル塗料は種類が豊富で安く手に入るメリットがあります。

一方で、塗膜の劣化が激しく塗装を長持ちさせたい方には向いていないかもしれません。

しかし、デザインにこだわりがあり、定期的に塗り替えたい方にとっては最適な塗料だと言えるでしょう。

ご予算や、塗装の目的に合わせて適切な塗料を選択していただけたらと思います。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊